貢いでくれる人
19歳の女子大生です。
一人っ子で、甘やかされて育った私なので困ったこともあるんです。
高校生までは、親から沢山お小遣いをもらえていたんです。
ところが大学生は大人の年齢だからと、自分のお小遣いは自分で稼ぐようにと親から言われてしまいました。
しかたなしにアルバイトを始めるものの、甘やかされて生活してきた私です。
厳しいアルバイトの試練に耐えられなくて、直ぐに仕事を辞めてしまう状態でした。
当然金欠となってしまい、慌ててアルバイトを探して始めるのですが、やっぱり続かず。
この繰り返しで金欠状態をつづけていたんです。
友達が名案を出してくれました。
「パトロン作ったら？」
パトロンの意味を理解出来なかった私。
「何それ？」と聞いてしまっていたのです。
「つまり、パパだよ。しかもセックスなしのパパ」
「どういうこと？エッチしないパパって何するの？」
「デートだけ！」
「そんな都合の良いパパいないでしょ」
「数は少ないけどいるよ」
その友達が実はパトロンを作っていたのでした。
パトロンの意味が深く理解出来た時、私にはこれしかないと思いました。
パトロンの意味は生活を支援してくれる人のことです。
絶対私に必要でした。
友達が使った出会い系アプリに登録します。
そして、パトロンになってくれる男性探しを始めました。
さすがにパトロンて言う立場のパパは少ないですね。
体を求める人は多いようですが、デートだけってなると出会いは難しいものでした。
でも諦める気持ちなんかありません。
なんといっても私に最高の関係なのですから。
粘り強くパトロン募集をした結果が出たんです。
会社経営男性との出会いが私に訪れました。
ディナーを一緒にしただけで、3万円も受け取れちゃって、毎週待ち合わせして欲しいとお願いされました。
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